交通死ー遺された親の叫びⅠ(2013~1998)

交通死ー遺された親の叫びⅠ(2013~1998)

【コラムNo.015】2003/7/5 断ち切れ「加害者天国」「危険運転致死」適用拡大を

被害者の視点がなければ、人権侵害の実態が見えない。八年前、高校二年の私の長女は学校帰りの歩行中、前方不注視の車にはねられ、即死した。通り魔のような被害に遭った娘と同様の人権侵害が日常化している現状を見ると、胸が張り裂けそうに痛い。 被害をな...
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【コラムNo.014】2003/5/28 「何年たっても」

五月の日曜日、姪(めい)の結婚式に招かれた。教会式では、新婦は父親に導かれて入場し、中ほどで新郎が代わってエスコートする。 はじらいの中にも幸せいっぱいの姪の横顔を見ているうちに涙が止まらなくなった。隣の妻も嗚咽(おえつ)している。 姪と同...
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【コラムNo.013】2003/4/14 「大人の方へ」

長い冬から解放される四月。新入学や、新しい学年を迎えた子どもたちは期待と希望に心も躍る。 しかし、送り出す家族はその背中に「クルマに気をつけて」と一声かけずにはいられない。児童生徒が歩行中、あるいは自転車通行中に遭う輪禍は、道内で平均すると...
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【コラムNo.012】2003/3/3 運命

今日はひな祭り。八年前までは、二人の娘の成長を喜ぶ華やいだ日だった。しかし、長女が交通犯罪の犠牲となり、泣きながら飾りつけをした七年前からは、無念をかみしめる日に変わってしまった。仏壇の横に今年も飾られた人形だが、最近では寂しさと怒りをたた...
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【コラムNo.011】2003/1/16 「視点を変える」

交通犯罪被害に遭った娘への思いを込めて、ホームページ「交通死―遺された親の叫び」を開設している。 先日、このページを見た神戸の被害者の方からこんなメールを頂き、暗たんたる気持ちになった。 「ひと月前、小学一年生の一人娘を、信号無視のトレーラ...
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【コラムNo.010】2002/11/27 生命のメッセージ

「どんな本よりも命の大切さを伝えてくださり、感謝しています」。これは、五月に札幌で開催した「生命(いのち)のメッセージ展」を見た人の感想だ。 メッセージ展は、大学生の息子さんを飲酒・無免許・スピード違反の暴走車に歩道上で殺された神奈川県の鈴...
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【コラムNo.009】2002/10/3 原因療法

江戸前期の一六九一年に来日したドイツ人の船医ケンペルは、日本橋の街中を通った時、みごとに着飾った婦人たちに出会い、驚いたという。当時のヨーロッパでは、道路に雑排水や生ごみ、時にはし尿までも捨てられ、不潔でぬかるんでいたため、「着飾った婦人」...
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【コラムNo.008】2002/8/26 償い

七月末、札幌で開かれた交通安全セミナー。この種の講習には珍しく、講話の合間に、さだまさしの「償い」が流された。 横断中の人をひき、その人の奥さんに毎月送金をしていた青年が、七年後、奥さんから「誠意はわかった。主人を思い出すのがつらいからもう...
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【コラムNo.007】2002/4/15 雪解け早く?道内交通死最悪ペース – 求められるのは具体的な「規制」

「道内交通死 最悪ペース」(「北海道新聞」02/3/23)こんな見出しに、春の陽射しにも心からの暖かさを感じることができません。今冬は雪解けが早く、スピードを出すドライバーが増えたのが原因とのこと。 「寒さで?交通死大幅減」(「道新」01/...
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【コラムNo.006】2000/11/18 交通事故被害は「社会的費用」?!

「交通安全白書」にみる総務庁の「クルマ優先社会」思想 総務庁が編集・発行し国会に報告される「交通安全白書」(以下「白書」)平成12年版を改めて読んだ。その中に、交通事故被害を仕方のない「社会的費用」とみなすという驚くべき記述を読み、異常な「...