北海道交通事故被害者の会の会報65号(2022年2月15日号)を発行しました。
⇒ 会報65号
今号にも、近年入会された会員の痛切な訴えや、被害事件から何年経とうが癒やされることのない、または後遺症に苦しみ続ける方の思い、そして交通死傷ゼロへの願いが記されています。
なお、コロナ禍のため開催中止を余儀なくされた昨年11月の北海道フォーラムですが、予定していた刑事罰についてのテーマを「誌上フォーラム」として特集しました。
ご高覧いただき、ご理解ご支援をよろしくお願いします。
〈主な内容〉
- ①手記「一時停止無視と危険速度で命を奪った加害者への裁きは執行猶予、あまりに軽い司法の裁きを憂う」
- ②手記「父母は時速90キロで居眠り運転という危険運転の加害者に命を奪われました」
- ③道警より寄稿「悲しい思いをする人がゼロになるよう抑止に努めます」
- ②〜⑥会員からの訴えとお便り(④「歩車分離信号機の設置を求める要望書を提出しました」他)
- ⑥ コラム「加害者の破産と損害賠償の行方」
- ⑦〜⑬ 誌上フォーラム「交通犯罪の刑罰の軽さを問う」
- 「声なき声」の叫び「命の重みと被害ゼロへの刑罰を」
- 交通事故の「非犯罪化」の傾向について
- 危険運転致死傷罪と過失運転致死傷罪の隙間
- ⑭ 要望書の取り組み
- ⑮ ハートバンド全国大会とワールドディの報告
- ⑯ 「いのちのパネル2021」、編集を終えて、日誌
参考記事
参考リンク
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「声なき声」の叫び「命の重みと被害ゼロへの刑罰を」(会報65号の誌上フォーラム 提言1より) | 北海道交通事故被害者の会
当会はこの共通の願いで22年前に発足しました。交通死者数は少し減りました。しかし社会が守るべき歩行・自転車中の死傷者は、年間105,055人にもおよび、うち死者1,421人、重傷者13,461人(警察 ...
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交通事故の「非犯罪化」の傾向について(会報65号の誌上フォーラム 提言2より) | 北海道交通事故被害者の会
刑事事件は、警察、検察、裁判所という公的機関が順次関与して進められます。近時、交通犯罪については、そのすべての段階で、原則として「犯罪として処罰しない。」傾向が強くなっています。
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危険運転致死傷罪と過失運転致死傷罪の隙間(会報65号の誌上フォーラム 提言3より) | 北海道交通事故被害者の会
平成25年に「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」(以下、「自動車運転処罰法」といいます。)が新たに制定され、それまで刑法で規定されていた自動車による人身加害犯罪が独立した法律と ...
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