交通安全基本計画

交通死ー遺された親の叫びⅠ(2013~1998)

【コラムNo.028】 2010/10/11 第9次交通安全基本計画(中間案)に対する意見

2023/5/30    

 私の長女は、前方不注視のクルマに轢かれ17歳の短い生涯を終えた。被害ゼロを願う当事者の意見~生命尊重を貫いた理念と目標、速度抑制と制御、生活道路での歩行者優先など~を、是非公述人として具体的に申し述 ...

図1:死亡1例に対する入院、事故数(0~14歳 オランダ 注5)の報告書より作成)

論考・発言

【5】2008/4『スローライフ交通教育』の意義と教育現場での実践事例

「交通権」誌掲載「研究ノート」より 「スローライフ交通教育」の意義と教育現場での実践事例 The meaning of "traffic and transportation education fo ...

論考・発言

【1】2002/11 交通教育の課題 -子どもの命と人権を守るために-

交通犯罪の犠牲になった長女 1995年10月、高校2年生の長女は、通学列車を降り自宅へと向かう歩行中、後ろから来たワゴン車に轢かれ即死させられた。原因は運転者のカーラジオ操作による前方不注視。通勤通学者も多い現場の市道には歩道が未設置であった。
 以来、最愛の娘を理不尽に奪われた不条理に世をはかなみ、張り裂けそうな悲しみの日々のなか、「遺された親」として、娘からの「私がなぜ犠牲に?」「私がその全てを奪われたこの犠牲は報われているの?」という問いかけに答えるため、必死に考え行動をしてきた。その中で浮かび上がってきたのが、人命軽視、人権無視の巨大な「クルマ優先社会」である。

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