交通死ー遺された親の叫びⅡ(最新〜2013) 交通教育

【報告】「小樽事件からの教育・社会の課題」をテーマに公開シンポ

2015年1月26日

「小樽事件からの教育・社会の課題」をテーマに公開シンポジウム

 1月24日、スローライフ交通教育の会(当ページにサイト在り、事務局前田)主催の公開シンポジウムが、札幌市北区の北海道クリスチャンセンターにて開催され、高校中学の教員や被害者遺族・市民の方など20人の参加がありました。
 今回のテーマは、小樽事件の悲劇を繰り返さないための社会の課題とし、冒頭で被害ご遺族、原野和則さんに今の思いをお話いただきました。続いて7・13小樽飲酒ひき逃げ事件被害者等連絡会から報告提言を行い、飲酒運転撲滅、被害ゼロのための刑事司法の課題や行政の課題、教育の課題について提起しました。
 そして特別報告は、愛媛大学の小佐井良太准教授。小佐井氏は大学における法社会学の授業実践とともに、自身も深く関わった福岡県の飲酒運転撲滅条例制定の意義や取り組みについて講演下さり、北海道でも始まった道条例制定を求める運動にも大きな弾みとなりました。
 諸報告後のワークショップも、参加者それぞれが思いや取り組み語り、今シンポは、教育を含めた広く社会の課題を浮き彫りにする非常に意義あるシンポとなりました。

 シンポジウムの詳細は→ 「スローライフ交通教育の会」会報18号(2015年2月)をお読みください。(2月21日)

小佐井准教授の特別報告と前田の報告提言(どちらもスライド資料)をアップしました。(2月3日)

◆ テーマ
「小樽事件からの社会の課題~ 悲劇を繰り返さないために」
★ 報告と提言:7・13小樽飲酒ひき逃げ事件被害者等連絡会から
  • 原野 和則:「被害遺族の思い」(小樽事件ご遺族)
  • 高石 洋子:「飲酒ひき逃げ事件の根絶をめざして」
    (飲酒ひき逃げ事犯に厳罰を求める遺族関係者全国連絡協議会共同代表)
  • 前田 敏章:「小樽事件と教育・社会の課題」
    (当会会長 北海道交通事故被害者の会代表)
★特別報告

「法社会学の授業実践と福岡飲酒運転撲滅条例制定の意義・取組み」

小佐井 良太(愛媛大学 法文学部 総合政策学科 准教授)

■ ワークショップ
「小樽事件からの社会の課題~ 悲劇を繰り返さないために」

「北海道新聞」2015年1月25日

「北海道新聞」2015年1月25日

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