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体験講話「命とクルマ、遺された親からのメッセージ」講話レジュメ
2016/3/8
伝えたいこと(1)犠牲を無にせず「命の尊厳」を。相手と自分の命を大切にして欲しい。(2)クルマの危険性と「クルマ優先社会」について深く考え、加害者を生まない社会を。 2 被害の実相(1)歩行者や自転車の被害は「通り魔殺人」的被害であり、「事故」ではなく「交通犯罪」。私の長女は、公道で、何のいわれもない人に、何の過失もないのに、一方的に命まで奪われた。
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講話記録「命とクルマ・・・遺された親からのメッセージ」
2006/11/7
遺された親として、皆さんにお伝えしたいことは次の三つです。一つは、本来、便利で快適なはずのクルマが、残念ながら今の社会では大変危険な使われ方をしており、多くの犠牲を出し続けています。この異常な「クルマ社会」、私は現代における最大の人権問題、社会的課題と考えていますが、これでよいのか問い直して欲しい。視点を被害の立場に置いて考え直して欲しいと言うことです。二つ目は、当たり前のことですが、「加害行為がなければ、被害はない」わけです。皆さんが運転する立場になったときに、絶対に加害者にならないためにはどうしたらよいか。もっと進めて、加害者を生まない社会を作るにはどうしたらよいか。このことを一緒にお考えいただきたいのです。そして最後に、命について改めて考えて欲しい。他人と自分の命を本当に大切にして欲しいこと。この三つです。
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講話記録「命とクルマ-遺された親からのメッセージ」(北海道白老東高等学校交通安全集会講話)
2000/9/1
私が今日皆さんに伝えたいテーマは、命とクルマです。「人命尊重」「基本的人権の尊重」、人間社会の大原則が、ことクルマ、交通事故に関しては、感覚麻痺に陥り、その侵害が横行しています。社会全体が病んでいると言っても良いでしょう。皆さん同じ事故でも、航空機事故とか列車事故を考えて下さい。日航機墜落事故から10数年たちましたが、事故究明の努力が今も続けられ、再発防止に万全な 対策をとります。東京で起きた電車脱線事故もそうです。これが当たり前です。しかしクルマの場合だけはそうなっていません。毎日のように新聞報道されなが ら、いやあまりに日常的に起きるからでしょうか。ほとんどの人は、特別な犯罪とも考えませんから、違反や事故、そしてその犠牲は増えつづけています
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2000/3/4 第2回準備会で報告された資料より 交通問題を考える-生徒の感想から-
2000/3/4
敦賀英勝 00.3.4.準備会で報告 小樽工業高校 敦賀英勝 Ⅰ 生徒がクルマからイメージするもの (「あなたがクルマからイメージするものを3つあげなさい」といってあげさせたもの) 2年情報科 37名 ...
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高校生は友の「交通死」をどう受け止めているか
1999/11/6
高校生の交通事故に対する認識は、社会的な思想形成の結果と、小中高での交通教育(「交通安全教育」)が集大成されていると考えられ、卒業後直ちにクルマ社会の構成員となるのであるからとりわけ重要である。感じた問題点の一つは、重大な違反(もちろん犯罪である)をして命を奪った加害者に対する非難がなく、友の「交通死」をも偶然の事故として受け止めていることである。