公開講座・研究会の報告

2011/10/2  於:札幌市中央区「かでる2・7」

◆フィルムフォーラム「知っていますか、交通事犯被害の実相」

重度後遺障害(遷延性意識障害)を被った米内隆輔君(事故当時6歳、現在14歳)の声なき訴え
HBCテレビ制作・放映の特集番組を視聴
「交通事故から5年半、植物状態のわが子に・・・」(2009年1月放映)
「卒業式で起きた小さな“奇跡”」
(同4月放映~)

◆ 特別報告  「北見道路住民訴訟のとりくみ」

北見の自然風土を考える市民連絡会
事務局長 川崎 克 氏

2009年10月、札幌地裁に起こした「北見モモンガ訴訟」(北見道路、公金支出差止請求事件)は、監査請求を経て、本年6月、2010年度の道負担金支出の返還を高橋知事に求める住民訴訟としてとりくみが続けられています。  北見道路とは、本来国が建設予定の道横断自動車道のうち、北見市内を通過する約10.3km部分を国道39号線の改築事業として建設が進められているものです。その違法性は、北見道路が実質的に高速道路でありながら国土開発幹線自動車建設会議などの決定を経ないということに加え、工事区間の北見丘陵は、国の天然記念物オジロワシが営巣し、エゾモモンガなど希少種、絶滅危惧植物などが生息しており、建設による自然破壊は生物多様性条約に反することも指摘されています。

◆ワークショップ 交通教育の現状と課題

参加者のフリー討議
参加者総数は21名でした。

内容詳細→会報15号

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